日本で一番美しい富士山

世界中ではありませんが、多くの国にはその国を代表する山があります。

しかし、美しい山となると自ずから限定されてきて、世界一標高が高いチョモランマを美しい山とは言わないでしょう。

火山の国、日本には北海道、本州、四国、九州に数多くの山があり、その多くがかつては活火山でしたが、火山活動が停止して久しくなる山の代表、いや日本を代表する山と言えば富士山です。

富士山が最後に噴火したのは宝永4年(1707年)の宝永大噴火で、当時の記録によれば噴煙は成層圏まで到達し、江戸でも火山灰が降り積もったそうです。

つまり、300年以上も富士山は休眠状態ですが、気象庁の分類では休火山ではなく活火山になっています。

日本で一番高い標高3,776メートルの富士山は山梨県と静岡県に跨っていますが、遠く東京からも気象条件次第ではその山頂を確認することができます。

また、富士山が世界的に有名なのは、その美しさが故でしょう。

富士山、特に山頂から下にかけて冠雪した富士山の優美な姿は日本人ならずとも見る人に一種の荘厳さと美しさを感じさせます。

ですから、富士山は海外のメディアでしばしば日本の象徴あるいは代名詞としても使われているほどです。

富士山の美しさは例えようがないと言われますが、多くの画家やフォトグラファーが富士山をモチーフとして多くの芸術作品を生みだしています。

また、宗教的にも古くから霊峰と崇められ、特に山頂は神聖な場として信仰の対象にもなっています。

なお、富士山は2013年(平成25年)6月22日に、関連文化財群とともに世界文化遺産に登録されています。