美しい和服は日本が誇る服飾文化

和服は平たく言えば着物ですが、日本の衣裳という意味です。

どうしてわざわざ和服と言うかといいますと、明治維新後の文明開化で西洋の服が日本に入ってきたからで、これを洋服と名付けたために、従来からの衣裳を和の服、すなわち和服と称して、区別したからです。

さらに、一般に着物と言いますと、着る物ということで衣類全般を指しますから、それと区別をするために和服という言葉が使われます。

しかし、洋服全般が着る物、すなわち着物を指す今では、着物と言えば和服だと考えても良さそうです。

このように、私たちは日常生活で和服を着ることはあまりありませんが、子どもの七五三や成人式、卒業式や結婚式などの冠婚葬祭では往々にして和服姿を見かけます。

なお、浴衣も和服ですが、夏の着物として夏祭りや花火大会などでは多くの浴衣姿の男女を見かけます。

私たちは和服と聞くと、綺麗、美しい、という言葉を連想しますが、まさにその通りで、和服は日本の美の文化を表しています。

これが結婚式での和服になると花嫁衣裳ですが、和服につきものの帯や、足袋などにも繊細な日本の美が感じられます。

和服が日本の美しい文化の象徴のひとつであることは間違いないと言えるでしょう。

余談ですが、以前ある日本人女性がドイツでたまたまフランス人形に手作りの和服を着せたところ、それを見たドイツ人女性が、それをどうしても欲しいとのことだったそうです。その理由はそこに美しい日本の文化があるからだとのことでしたが、それほど日本の和服は美しいのです